Kera
今日は競馬が好きな人と、馬券の好きな人との違いを記事にしたいと思います。
私の友人で(かなり年上ですが)Kさんという方がおりますが、彼は非常に競走馬に詳しい。
3歳の未勝利の馬からオープン馬、G1馬までもれなく名前と血統を言えるぐらいに競走馬に関しては知識が有ります。
なので、Kさんと飲むときは自然と競馬の話題が主となります。
Kさんは本当に競走馬に詳しく、過去の名馬から現在の注目している馬にも精通している、かなりの競馬オタクと言っても過言ではないほどです。
ですがKさんの馬券の収支は毎年赤字です。
対照的にあまり競走馬に詳しくは無い私はというと、プロフィルにも書いてある通りで2015年から2021年まで連続で馬券の収支は黒字収支です。
(詳しくは無いですが、競馬は好きです。)
何故、競走馬にも精通していて、血統にまでかなり詳しいKさんの馬券の収支が赤字で、そこまで競走馬に詳しくない私の馬券の収支がこの数年、黒字収支なのかと言うと、それは馬券の買い方にも差が有るかと思っています。
Kさんは少ないときでも、だいたい午後のレースから最終レースまで馬券を買いますが、私の場合は基本的にはメインレースだけしか買いません。
またメインレースが重賞でない場合も馬券は買いません。
(現在は購入することも有ります。)
そしてKさんはどのレースでも均等に馬券を購入しますが、私はそのレースのいわゆる自信度(勝負度)によって賭ける金額を変更しています。
(自信度の判定制のランクなどは下記の続きを読むをクリック)
この差って結構大きいですよ。
私は自信のないレースに関しては基本的に少点数で、1点あたりの金額は500円~と決めておりますが、Kさんの場合は毎回同じ金額しか賭けていません。
もちろん自信の有るレースも自信のないレースもそれぞれ均等に馬券を買っています。
これは基本的にリスクヘッジが出来ていない方の馬券の買い方で、こういう全てのレースに対して均等に馬券を買う方っていうのは多いのではないでしょうか?
私の場合は予想している段階で、上はSランクから、下はDランクの5段階に分けて馬券の投資金額を変更していますので、自信の無いレースには1点500円。
そして最上ランクのSランクの場合ですと、1点あたり10万円の勝負をしています。
まあこの1点10万円という金額を賭けたレースは、この5年で1レースだけですが、基本的には毎回賭ける金額は変動しています。
この賭ける金額の変動制の良いところは、自信の無いレースで外れそうかな?
というときは1点500円の3~5点で馬券を買いますが、自信の有るレースに伴い、その賭け金は上がって行きます。
まあ大体のレースは、5段階の最低ランクのDランクの場合が多いですが、ここぞというときのAランクやBランクの賭け金でのベットも多いですので、そういうときにごっそりと儲けるときが多いですね。
かたやKさんは毎回同じ金額を賭けますので、自信の有るときも無いときもリターンは同じ幅で、個人的にKさんの馬券の買い方を買えるだけで儲かるのにな?
なんて思う事も有りますが、そこは私よりもかなり年長者ですからそういう事は言えません。
この様に競馬が好きな方と、馬券の好きな方って基本的に考え方が違います。
競馬の好きな方の多くは、好きな馬が出走したら、勝てないだろうと思っていても馬券を買いますが、馬券の好きな方はそこはクールに切り捨てます。
無駄な馬券は買わないのが鉄則ですから。
そういった意味で言うと、競走馬に詳しくなくとも、競馬を投資と考えて馬券を買う方はおそらく回収率も良いはずです。
なのでこのサイトでは予想の度に毎回そのレースに関してのランクを記載しております。
上はSランクから下はDランクまで、投資する金額も変動します。
また自信の有る、無いに関わらず、このレースは荒れそうかな?
って思ったときは幅広く馬券を買っております。
ですので、万馬券の的中で一番多いランクは実はDランクの時がとても多いです。
要は、何処で儲けるか?
という事ですね。
これは馬券で収支が黒字にならない方は、一回よく自分の馬券の買い方を考えてみた方が良いかと思われます。
出来れば競馬ノートを書いて、その時にどういう心理で、その馬券を買ったのかまでを詳しく書いてノートに残しておくと、それが蓄積されればそれは立派な資産となります。
本当に簡単で良いので、回収率がマイナスの方は是非、競馬ノートを書く事をおすすめ致します。
まあ、しかしKさんの場合は好きで負けている嫌いも有りますので、私がとやかく言う事では無いとは思いますが、どうせ競馬をやるならば、プラス収支の方が気分は良いと思いますよね。